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マリアの物語 その15 絶対に離さない
- 2013.08.10 Saturday
- 3代目マリア
- 21:57
- comments(2)
- -
- -
- by ヨハネス
さて、昨日ゴンサロにデートに誘われました。
昼1刻からずっとハールの庭園で待っています。
セオフィラスとエヴィータが精霊の木に出掛けていきました。エヴィータが還俗するのも時間の問題ですね。
さて、ゴンサロまだかな・・・
・・・
おーい。もうすぐ夕方ですよー。
っと思っていると、やってきました。
勇者の公園に行きます。
「マリア・・・実は、話があって・・・」
「何?」
「俺は、お前と・・・」
「!!」
「・・・どうかな?」
(よりによってこんな日に・・・今日は母さんの・・・どうしたら・・・)
「・・・ごめん、もう少しだけ・・・待ってくれる?」
「そうか・・・わかった。」
・・・
「そうだ、ゴンサロ!追いかけっこしましょう!」
「え?」
「たまには童心に返って遊びましょう!ゴンサロ鬼ね!」
「ああ!待て!
・・・って速い!お前そんなに足速かったか!?」
「伊達に戦士目指してないわよ。捕まえてごらんなさい『こども大将』さん!」
「絶対捕まえる!!」
・・・
「はあ、はあ、あぁ捕まったわ・・・」
「はあ、はあ、お前全力で走りすぎ・・・!」
「なによ、まだ全力出してないわよ?・・・って、いいかげん手、離してくれる?」
「いやだ、絶対離さない」
「離しなさい」
「ダメだ」
「もう・・・」
・・・
おそまつさまでしたw
もう・・・中の人的にはオールOKなのに選択肢出ないんですもん・・・
さて、二人で居室に帰ると、ロイ様と出くわしました。
「おやまあゴンサロ君じゃないか」
「陛下・・・いや、お父さん!!」
ゴンサロはその場に土下座して、
「マリアさんを僕にください!!」
「え!!!・・・そうか・・・」
ロイ様はゴンサロの前に座り、その肩に手を置きました。
「顔をあげなさい、ゴンサロ君」
そしてゴンサロの目をまっすぐに見つめて言いました。
「マリアを・・・幸せにする自信はあるね?」
「もちろんです」
ゴンサロは、たじろいでしまいそうなほどまっすぐ見つめるロイ様の瞳をしっかりと見つめ返してこたえました。
「・・・そっか・・・」
ロイ様はにこりと微笑んで
「マリアを、頼んだよ」
「・・・ありがとうございます・・・!」
ゴンサロの帰ったあと、ロイ様はマリアに話しかけました。
「マリア、まだ正式に婚約してないみたいだけど・・・」
「うん・・・今日、ゴンサロがプロポーズしてくれたんだけど・・・」
「うん」
「今日は、母さんの命日で・・・だからこんな日に浮かれてていいのか、わからなくて・・・受けられなかったの」
「そっか」
「ゴンサロには、少し待ってほしいって言った。ちょっと、いろいろ考えたくて・・・」
「そう・・・それじゃあ、気が済むまで考えなさい。少し、風にあたってくるといいよ」
「うん・・・」
そしてマリアは、墓地へ向かいました。
墓前に花を手向け、アイネズさんを思いながら、ソルのともしびを飛ばします。
空に昇っていくともしびを、ぼんやりと見つめていました。
そして自分の気持ちを整理します。
大切な人と添い遂げる決心をしました。
22日。
朝、ロイ様が話しかけてきました。
「仕事もいいけど、さ」
「なに?」
「・・・あんまり待たせすぎるのも、どうかと思うよ」
「・・・そうね」
そうです、あまり待たせちゃいけませんね。
ゴンサロを探しに行きます。
明日の朝、デートの約束をしました。
そして23日。
朝からハールの庭園で待ち合わせをします。
この間と同じ勇者の公園に行きました。そして。
「マリア。
・・・何度でも言うよ。お前と人生を歩んでいきたいんだ。俺と結婚してほしい」
「ありがとう・・・幸せにしないと許さないんだから・・・」
「それじゃあ・・・!」
「よろしくおねがいします」
「ありがとう・・・
マリア!もうお前を絶対に離さないからな!」
「大丈夫よ。もう、どこにも行きはしないから」
式は来年の10日です。
ちょっと遠回りになっちゃったけど、この人と巡り合えて、恋して、本当に良かったと思っています。
これからもよろしくね!!
しばらくすると、フランシスさんとカピトリーナさんもやってきました。
今年成人したばかりなのに、やりますね。
はい!
婚約しました!
ちょっと今回は妄想が過ぎました。てへぺろ
3代目にして初めて結婚記念日が4日じゃないんですねえ、なんか変なかんじですねえ。
昼1刻からずっとハールの庭園で待っています。
セオフィラスとエヴィータが精霊の木に出掛けていきました。エヴィータが還俗するのも時間の問題ですね。
さて、ゴンサロまだかな・・・
・・・
おーい。もうすぐ夕方ですよー。
っと思っていると、やってきました。
勇者の公園に行きます。
「マリア・・・実は、話があって・・・」
「何?」
「俺は、お前と・・・」
「!!」
「・・・どうかな?」
(よりによってこんな日に・・・今日は母さんの・・・どうしたら・・・)
「・・・ごめん、もう少しだけ・・・待ってくれる?」
「そうか・・・わかった。」
・・・
「そうだ、ゴンサロ!追いかけっこしましょう!」
「え?」
「たまには童心に返って遊びましょう!ゴンサロ鬼ね!」
「ああ!待て!
・・・って速い!お前そんなに足速かったか!?」
「伊達に戦士目指してないわよ。捕まえてごらんなさい『こども大将』さん!」
「絶対捕まえる!!」
・・・
「はあ、はあ、あぁ捕まったわ・・・」
「はあ、はあ、お前全力で走りすぎ・・・!」
「なによ、まだ全力出してないわよ?・・・って、いいかげん手、離してくれる?」
「いやだ、絶対離さない」
「離しなさい」
「ダメだ」
「もう・・・」
・・・
おそまつさまでしたw
もう・・・中の人的にはオールOKなのに選択肢出ないんですもん・・・
さて、二人で居室に帰ると、ロイ様と出くわしました。
「おやまあゴンサロ君じゃないか」
「陛下・・・いや、お父さん!!」
ゴンサロはその場に土下座して、
「マリアさんを僕にください!!」
「え!!!・・・そうか・・・」
ロイ様はゴンサロの前に座り、その肩に手を置きました。
「顔をあげなさい、ゴンサロ君」
そしてゴンサロの目をまっすぐに見つめて言いました。
「マリアを・・・幸せにする自信はあるね?」
「もちろんです」
ゴンサロは、たじろいでしまいそうなほどまっすぐ見つめるロイ様の瞳をしっかりと見つめ返してこたえました。
「・・・そっか・・・」
ロイ様はにこりと微笑んで
「マリアを、頼んだよ」
「・・・ありがとうございます・・・!」
ゴンサロの帰ったあと、ロイ様はマリアに話しかけました。
「マリア、まだ正式に婚約してないみたいだけど・・・」
「うん・・・今日、ゴンサロがプロポーズしてくれたんだけど・・・」
「うん」
「今日は、母さんの命日で・・・だからこんな日に浮かれてていいのか、わからなくて・・・受けられなかったの」
「そっか」
「ゴンサロには、少し待ってほしいって言った。ちょっと、いろいろ考えたくて・・・」
「そう・・・それじゃあ、気が済むまで考えなさい。少し、風にあたってくるといいよ」
「うん・・・」
そしてマリアは、墓地へ向かいました。
墓前に花を手向け、アイネズさんを思いながら、ソルのともしびを飛ばします。
空に昇っていくともしびを、ぼんやりと見つめていました。
そして自分の気持ちを整理します。
大切な人と添い遂げる決心をしました。
22日。
朝、ロイ様が話しかけてきました。
「仕事もいいけど、さ」
「なに?」
「・・・あんまり待たせすぎるのも、どうかと思うよ」
「・・・そうね」
そうです、あまり待たせちゃいけませんね。
ゴンサロを探しに行きます。
明日の朝、デートの約束をしました。
そして23日。
朝からハールの庭園で待ち合わせをします。
この間と同じ勇者の公園に行きました。そして。
「マリア。
・・・何度でも言うよ。お前と人生を歩んでいきたいんだ。俺と結婚してほしい」
「ありがとう・・・幸せにしないと許さないんだから・・・」
「それじゃあ・・・!」
「よろしくおねがいします」
「ありがとう・・・
マリア!もうお前を絶対に離さないからな!」
「大丈夫よ。もう、どこにも行きはしないから」
式は来年の10日です。
ちょっと遠回りになっちゃったけど、この人と巡り合えて、恋して、本当に良かったと思っています。
これからもよろしくね!!
しばらくすると、フランシスさんとカピトリーナさんもやってきました。
今年成人したばかりなのに、やりますね。
はい!
婚約しました!
ちょっと今回は妄想が過ぎました。てへぺろ
3代目にして初めて結婚記念日が4日じゃないんですねえ、なんか変なかんじですねえ。
- コメント
- ども〜^^
いよ〜!!
婚約おめでとうございます!!
それにしても、ゴンサロさん。
「一途さ」(?)の勝利・・・になるんですかねぇw
でも、「厳格な性格」なゴンサロさんが必死で追い求めたマリアさんですから・・・
きっと大切にしてくれると思いますよ! -
- 団長
- 2013/08/12 11:34 PM
- 団長さん、ご来訪&お祝いのお言葉ありがとうございます!
ゴンサロは素敵なマドモアゼルがいると声をかける癖があるので、ホントに?つきの一途さなんですがwまあ、いいやつです。
結婚生活が楽しみです。
-
- ヨハネス
- 2013/08/13 9:14 PM
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