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    • 2016.07.17 Sunday
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    マリアの物語 その38 永遠の恋人

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       はあ〜い!!こんにちは!!

      すでにお気づきの方もいるかもしれませんが中の人、なにか大事なことを忘れていました。
      そう、選抜戦です。

      9日10日は行きそびれていますw
      ここでいまさらですが出場選手を確認しておきましょう。
      9日
      VS
      ヴァーナさんの勝利でした。
      10日
      VS
      ユアンさんの勝利でした。
      11日
      VS
      12日
      VS
      あのー。二人とも鍛えてから出ていただけますか?
       13日
      VS
      9日の勝者ヴァーナさんです。
      14日
      VS
      10日の勝者ユアンさんです。
      15日
      VS(11日の勝者)
      16日
      VS(12日の勝者)

      やっぱり親衛隊はなめられている!!!
      だから〜、鍛えてから出てくれって何回いったらわかるの!!もう!
      それはそうとマリアの初戦の相手はユアンさんです。鍛えてないわけではないので油断は禁物な相手ですね。

      はい!11日です!!

      ゴンサロが公衆浴場に誘ってくれました。行きましょう!


      なんかいたわられてるって感じします。うふふ。

      姉のリオにも会います。

      ちょっとステータスが心もとないですが、頑張っています。
      「ゲーナの樹がはびこらないようにしないと。・・・まだお父さんみたいにうまくはできないけど。」
      「訓練あるのみね。」
      「うん。がんばるわ。」

      それから従兄弟のクレミーとジュリアーナさんの結婚式へ。

      結婚おめでとう!
      黒髪とつり目とできれば「3系を」増やしてね!

      11日の試合。
      ホセさんとジョーハンナさんの試合です。
      ジョーハンナさんは元親衛隊長ドゥイリオさんの娘さんですから、期待がもてますね!

      序盤から攻めたてるジョーハンナさん。ホセさん、完全にジョーハンナさんの剣術に圧倒されてしまいます。

      ほとんどなすすべなく、ジョーハンナさんの勝利に終わりました。

      12日!!
      フギの燻製の日です。

      季節感のない朝食を摂ります。

      今日は結婚式もないのでぶーらぶらしていると・・・

      ん?
      ローラさん、そのセリフは・・・
      ・・・そうですか・・・。

      12日の試合。
      激しい猫パンチ合戦の末!!

      アーマンさんの勝利です。
      え?いささか雑すぎるって?
      ろくに鍛えもしないやつに割く文字数はねえ!!ペッ!!

      13日。
      今日はいろんなお知らせがありますが・・・


      まずは今日出産の友人夫婦のもとへ行きましょう。

      「出産おめでとう。」
      「ありがとう。フランシスは俺似だーって騒いでるけど、髪の色はあたし譲りよ。」
      父親フランシスさんも嬉しそうです。

      「よお!俺の息子すげー俺にそっくりだから!見てくれよ!ほら!」

      「えーっと・・・ごめん、生まれたてすぎてよくわかんないわ・・・」
      「そうか?絶対俺似だと思うんだけどなあ」

      ビーニャス夫妻と別れ、ダニエラさんの元へ。
      ダニエラさんは祖父ドミニク様の妹で、シズニ神官イマノルの恋人です。還ってこれなくなったイマノルと永遠の恋人状態を続けていました。

      「私にはあの人しかいなかったの。だからずっと待ってたの。のんびり待つのは得意だから。」
      「・・・」
      「だけどもう少しだけ、生きて待っていたかったな・・・」
      「ダニエラさん・・・」
      「・・・それでも・・・私は、幸せだったよ・・・」

      ・・・・・・

      ごめんなさい。先に逝きます・・・。
      あなたはゆっくり追ってきて。神に囚われたいとしい人・・・。

      ・・・・・・

      カルナの乙女フランさんが祈りを捧げ、

      ダニエラさんは静かに導かれていきました。

      墓地に行くと、イマノルが一人で佇んでいました。
      いつも以上に服装を気にし、身だしなみを整えるイマノル。

      「ダニエラさんを送るのです。きれいにしておかなくっちゃあ・・・」

      「私がこの手で送ります。精一杯の想いをこめて。神もそれくらいは許してくれるでしょう。」

      夕方、葬儀が始まります。

      神官として、最愛の恋人を送ります。
      努めていつも通りに振舞おうとしているように見えました。

      当然子供はおらず、兄、姉はすでに導かれているダニエラさん。喪主はオリアーナさんが務めます。

      オリアーナさんはダニエラさんの甥ハヴィさんの妻ではありますが、接点がよくわかりません。仲が良かったんでしょうか・・・?どうして血のつながった姪のイズミじゃダメなんでしょう。リンもハヴィさんもいますし、ドミニク様の子がダメならマリサさんもリカルドさんもいるのに・・・。

      そして参列者全員で祈りを捧げ、葬儀は終わります。
      誰もいなくなった墓地で、マリアは墓前にそっと花を手向けました。

      デートロックのかかった状態で、前任の神官の危篤により神官になり、それ以降デートもできなくなった二人。押せども引けども動かず、「別れるしかない」状態だったにも関わらず別れようとせず、永遠の恋人でいることを選んだ二人。
      13年間続いた「シズニの悲劇」に、一応の終止符が打たれました。

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