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マリアの物語 その40 とんがり帽子と白い衣
- 2014.02.05 Wednesday
- 3代目マリア
- 02:00
- comments(2)
- -
- -
- by ヨハネス
16日。朝食を摂り終わると。
「昨日はいろいろと忙しかったからな。……ありがとう、元気な子を産んでくれて」
「あたしも……ゴンサロがいてくれて心強かったわ」
道中、くっさいイケショタに出会います。
マサイアス君。ディエゴさんの弟ですね。イケメン兄弟だ!
さっさとお風呂に入りなさい!
くっさいイケショタと別れると、視界に白い魔導師の服が。
アンセルム……!?
思わず追いかけると。
そこには後任の魔導師長イサールさんが。
そっか。アンセルムはもういないんですよね。
昼からはデート。
墓地に行って無事に長女が生まれたことを報告します。
ロイ様も、アイネズさんも、エグモントさんも、オリーヴさんも、もうこの世にはいませんが、きっと見守っていてくれますよね。
(おいゴンサロエフェクトが邪魔だ)
なお、16日の試合は行きそびれたもよう。誰の試合だったかすら覚えてねえや。まあそのうちわかるっしょ!
17日。さみしいお知らせから1日が始まります。
プルトからの移住者、魔導師長イサールさんが危篤。昨日までは元気そうだったのに……。
イサールさんはプルトでは「ミダナァム」という世襲制の神官を引き継ぐ立場にあったそう。それでなのか、神官にだけはなろうとしませんでした。
ステータスで魔導師に選ばれると、勇者決定戦ではもともと強かったココロを生かし、得意のサンダーフレアで相手を翻弄しました。
「この国に来てまで、魔導に関わるとは思っていなかったが……この衣は俺の誇りだ。」
そういってイサールさんは、白い衣を握りしめました。
喪主は長女ヴァーナさん。
「プルトの海を懐かしく思うこともあったが、俺はククリアを愛している。これからは、お前たちがこの国を守っていけ」
イサールさんの遺志は、人々の心に受け継がれていきます。
プルトから来たイサールさんとユウナさんは、とあるサイトである方からパスワードをいただいた「ティファ・アルティマ」ちゃんという子の血を引いています。
当時のデータは残念ながら消えてしまいましたが、PCとティファちゃんの間に生まれた3人の子供のうち、パスワードの残っていた2人がこうして国を超えて活躍するに至りました。
また、ティファちゃんのパスワードをくださった方がそのサイトで書いていた、プルトを舞台にした文章が素晴らしく「こういう楽しみ方もあるんだなあ」と、多大な影響を受けました。彼に出会わなければもしかしたらこんな風にブログを開設することもなかったかもしれません。
そのサイトで主に活動していたのがもう何年も前で、私の最終書き込みも1年近く前のことであり、そのサイトにログインするやり方も忘れてしまったほどでありますが、ティファちゃんを頂いた当時、ティファちゃんの親御さんもあまりそのサイトにログインされていなかったようで、きちんとお礼を申し上げることができなかったのが唯一の心残りでありました。
もしどこかで巡り合えたら……一緒にネバトークしたいなあとか、思ったりもします。
「ティファ・アルティマ」ちゃんの親御さんへ、この場を借りてお礼申し上げます。
彼女のおかげで当時のPCシンサク・ヒロタ君も幸せだったと思います。素敵な子供に恵まれ、こうしてククリアの生活もより良いものになりました。
本当にありがとうございました。
17日の試合。
VS
1回戦では見事な勝利を飾ったディーナさんとの試合です。
ハヤサの値がかなり高いですね。気を抜けない相手です。
さて、試合開始後しばらくはお互いのスキを伺っていました。
その時、マリアが先手必勝!とばかりにドラゴンファングを叩き込みます!
きれいに決まりました!!これでかなり優位に立ちます。
しかし、そう簡単に勝てる相手ではありませんでした。
「あたしだって、負けるわけにはいかないの!」
ディーナさんの猛攻が始まります!
おっと危ない!
さすが、闘士の血を引くディーナさん。マリアのスキを見事について反撃してきます。
どんどん差を詰めるディーナさん。しかし、マリアにも負ける気は一切ありません!
ディーナさんの攻撃を受け流しつつ、差を詰められないように攻めていき、試合終了間際。
マリアの奥義が炸裂!!
見事に勝利を収めました!!
(マリユスあんたいい男だねえ、頭オレンジにして眉細くしてポニテにしてみないかい?なんつって)
「マリア、強いわね……あんた!決勝で負けたりしたらシメるから!」
「平気よ!あたしは絶対負けないわ!」
こうしてディーナさんと固く握手を交わしました。
「マリア!おめでとう!」
親友エムさんの声がします。
「今から飲みに行きましょうよ!」
「ええ、いいわよ」
「マリアはすごいわね、本当に勝っちゃうんだもの!」
「当然よ。それにまだ決勝があるし、気は抜けないわ。」
「がんばって!あたし、マリアのギブル買ったんだから負けたら承知しないわよ!」
「あら。じゃあ今度おごってもらうわね」
「あんた賞金たんまり入るじゃない」
そんな会話をしているそばで親衛隊のフランクさんとウェンディさんが話をしています。
「僕はまだまだ引退する気はないよ。」
「あたしも。もう1回勇者選抜戦を戦うわ。」
入れ替えの激しいほかの戦士に比べ、現在脂の乗っている親衛隊。まだまだやる気十分なようです。
飲み会を終えて家に向かって歩き出すと、雨の中ゴンサロが迎えにきました。
不意にちゅーを頂いて。
「どこに行ったかと思った。雨で冷える。帰るぞ。」
「そうね。一緒に。」
しとしと雨の降る中を、二人でゆっくり歩いて帰ります。
途中で夜が明けましたw
18日です。
メグレーさんち、とはセオフィラスとエヴィータのところですね。
朝食をとってすぐに出かけました。
二人とも嬉しそうですね。
生まれたのはヤスミン君という、かわいい男の子でした。エヴィータそっくりの金髪がまぶしいですね。
それにしても遊び好きとはまたチャラそうな性格の子だこと。まあいいや。うちの子とも仲良くしてね。
1つ年下の友人フランシスがやってきました。
「あ、マリアさん、明日の決勝がんばってください!」
「ありがとう。絶対勝ってみせるわ」
「そうだ、俺お守り買ってきますよ!」
フランシスは走って市場へと向かいます。そしてお守りを握りしめて慌ただしく帰ってきます。
「マリアさん!お待たせっす!!」
「俺、マリアさんのこと応援してますから!!」
「ありがとう。力がでるわ」
「喜んでもらえてうれしいっす!!」
フランシスの心強い応援を手に入れ、ますます明日の決勝に意気込むマリアなのでした。
18日の試合。
VS
親衛隊一族のジョーハンナさんと、選抜戦の結果を待たずして親衛隊となったフレッドさん。
武術レベル的には同程度の二人ですが、フレッドさんは現役親衛隊員として恥ずかしくない戦いをしてほしいですね。
ところが。
試合開始直後から圧倒的にジョーハンナさん優位に試合が展開していきます。
どうしたんでしょうか。フレッドさん、全然ポイントが取れません。弱みでも握られているのでしょうか。
最後の5秒程度で思い出したように反撃をしますが、時すでに遅し。
ジョーハンナさんの勝利です。
これで決勝で戦うのはジョーハンナさんとなりました。
VS
いろんな人の「思い」を背負ったマリアか。
「一族の威信」をかけたジョーハンナさんか。
楽しみですね!!
・・・・・・・・・・・・
長いことフランシスを書いてなかったのもあって、フランシスのキャラ付けがちょっと変わりました……。
こうなったら両親のいいとこ(?)どりで「嵐のようなアンセルム」を目指そうかとw顔もちょうど両親のいいとこどりですしね。
ちょっぴりお祭り好きが見えるようになりました。
「昨日はいろいろと忙しかったからな。……ありがとう、元気な子を産んでくれて」
「あたしも……ゴンサロがいてくれて心強かったわ」
道中、くっさいイケショタに出会います。
マサイアス君。ディエゴさんの弟ですね。イケメン兄弟だ!
さっさとお風呂に入りなさい!
くっさいイケショタと別れると、視界に白い魔導師の服が。
アンセルム……!?
思わず追いかけると。
そこには後任の魔導師長イサールさんが。
そっか。アンセルムはもういないんですよね。
昼からはデート。
墓地に行って無事に長女が生まれたことを報告します。
ロイ様も、アイネズさんも、エグモントさんも、オリーヴさんも、もうこの世にはいませんが、きっと見守っていてくれますよね。
(おいゴンサロエフェクトが邪魔だ)
なお、16日の試合は行きそびれたもよう。誰の試合だったかすら覚えてねえや。まあそのうちわかるっしょ!
17日。さみしいお知らせから1日が始まります。
プルトからの移住者、魔導師長イサールさんが危篤。昨日までは元気そうだったのに……。
イサールさんはプルトでは「ミダナァム」という世襲制の神官を引き継ぐ立場にあったそう。それでなのか、神官にだけはなろうとしませんでした。
ステータスで魔導師に選ばれると、勇者決定戦ではもともと強かったココロを生かし、得意のサンダーフレアで相手を翻弄しました。
「この国に来てまで、魔導に関わるとは思っていなかったが……この衣は俺の誇りだ。」
そういってイサールさんは、白い衣を握りしめました。
喪主は長女ヴァーナさん。
「プルトの海を懐かしく思うこともあったが、俺はククリアを愛している。これからは、お前たちがこの国を守っていけ」
イサールさんの遺志は、人々の心に受け継がれていきます。
プルトから来たイサールさんとユウナさんは、とあるサイトである方からパスワードをいただいた「ティファ・アルティマ」ちゃんという子の血を引いています。
当時のデータは残念ながら消えてしまいましたが、PCとティファちゃんの間に生まれた3人の子供のうち、パスワードの残っていた2人がこうして国を超えて活躍するに至りました。
また、ティファちゃんのパスワードをくださった方がそのサイトで書いていた、プルトを舞台にした文章が素晴らしく「こういう楽しみ方もあるんだなあ」と、多大な影響を受けました。彼に出会わなければもしかしたらこんな風にブログを開設することもなかったかもしれません。
そのサイトで主に活動していたのがもう何年も前で、私の最終書き込みも1年近く前のことであり、そのサイトにログインするやり方も忘れてしまったほどでありますが、ティファちゃんを頂いた当時、ティファちゃんの親御さんもあまりそのサイトにログインされていなかったようで、きちんとお礼を申し上げることができなかったのが唯一の心残りでありました。
もしどこかで巡り合えたら……一緒にネバトークしたいなあとか、思ったりもします。
「ティファ・アルティマ」ちゃんの親御さんへ、この場を借りてお礼申し上げます。
彼女のおかげで当時のPCシンサク・ヒロタ君も幸せだったと思います。素敵な子供に恵まれ、こうしてククリアの生活もより良いものになりました。
本当にありがとうございました。
17日の試合。
VS
1回戦では見事な勝利を飾ったディーナさんとの試合です。
ハヤサの値がかなり高いですね。気を抜けない相手です。
さて、試合開始後しばらくはお互いのスキを伺っていました。
その時、マリアが先手必勝!とばかりにドラゴンファングを叩き込みます!
きれいに決まりました!!これでかなり優位に立ちます。
しかし、そう簡単に勝てる相手ではありませんでした。
「あたしだって、負けるわけにはいかないの!」
ディーナさんの猛攻が始まります!
おっと危ない!
さすが、闘士の血を引くディーナさん。マリアのスキを見事について反撃してきます。
どんどん差を詰めるディーナさん。しかし、マリアにも負ける気は一切ありません!
ディーナさんの攻撃を受け流しつつ、差を詰められないように攻めていき、試合終了間際。
マリアの奥義が炸裂!!
見事に勝利を収めました!!
(マリユスあんたいい男だねえ、頭オレンジにして眉細くしてポニテにしてみないかい?なんつって)
「マリア、強いわね……あんた!決勝で負けたりしたらシメるから!」
「平気よ!あたしは絶対負けないわ!」
こうしてディーナさんと固く握手を交わしました。
「マリア!おめでとう!」
親友エムさんの声がします。
「今から飲みに行きましょうよ!」
「ええ、いいわよ」
「マリアはすごいわね、本当に勝っちゃうんだもの!」
「当然よ。それにまだ決勝があるし、気は抜けないわ。」
「がんばって!あたし、マリアのギブル買ったんだから負けたら承知しないわよ!」
「あら。じゃあ今度おごってもらうわね」
「あんた賞金たんまり入るじゃない」
そんな会話をしているそばで親衛隊のフランクさんとウェンディさんが話をしています。
「僕はまだまだ引退する気はないよ。」
「あたしも。もう1回勇者選抜戦を戦うわ。」
入れ替えの激しいほかの戦士に比べ、現在脂の乗っている親衛隊。まだまだやる気十分なようです。
飲み会を終えて家に向かって歩き出すと、雨の中ゴンサロが迎えにきました。
不意にちゅーを頂いて。
「どこに行ったかと思った。雨で冷える。帰るぞ。」
「そうね。一緒に。」
しとしと雨の降る中を、二人でゆっくり歩いて帰ります。
途中で夜が明けましたw
18日です。
メグレーさんち、とはセオフィラスとエヴィータのところですね。
朝食をとってすぐに出かけました。
二人とも嬉しそうですね。
生まれたのはヤスミン君という、かわいい男の子でした。エヴィータそっくりの金髪がまぶしいですね。
それにしても遊び好きとはまたチャラそうな性格の子だこと。まあいいや。うちの子とも仲良くしてね。
1つ年下の友人フランシスがやってきました。
「あ、マリアさん、明日の決勝がんばってください!」
「ありがとう。絶対勝ってみせるわ」
「そうだ、俺お守り買ってきますよ!」
フランシスは走って市場へと向かいます。そしてお守りを握りしめて慌ただしく帰ってきます。
「マリアさん!お待たせっす!!」
「俺、マリアさんのこと応援してますから!!」
「ありがとう。力がでるわ」
「喜んでもらえてうれしいっす!!」
フランシスの心強い応援を手に入れ、ますます明日の決勝に意気込むマリアなのでした。
18日の試合。
VS
親衛隊一族のジョーハンナさんと、選抜戦の結果を待たずして親衛隊となったフレッドさん。
武術レベル的には同程度の二人ですが、フレッドさんは現役親衛隊員として恥ずかしくない戦いをしてほしいですね。
ところが。
試合開始直後から圧倒的にジョーハンナさん優位に試合が展開していきます。
どうしたんでしょうか。フレッドさん、全然ポイントが取れません。弱みでも握られているのでしょうか。
最後の5秒程度で思い出したように反撃をしますが、時すでに遅し。
ジョーハンナさんの勝利です。
これで決勝で戦うのはジョーハンナさんとなりました。
VS
いろんな人の「思い」を背負ったマリアか。
「一族の威信」をかけたジョーハンナさんか。
楽しみですね!!
・・・・・・・・・・・・
長いことフランシスを書いてなかったのもあって、フランシスのキャラ付けがちょっと変わりました……。
こうなったら両親のいいとこ(?)どりで「嵐のようなアンセルム」を目指そうかとw顔もちょうど両親のいいとこどりですしね。
ちょっぴりお祭り好きが見えるようになりました。
- コメント
- はじめまして。Twitterからお邪魔しました。
イケメンの神官さん、素敵ですねw
私もネバラーさんたちのプレイ日記に出会って、ワーネバの楽しみ方が一気に増大した一人です。
これからもよろしくお願いしますね(o^^o)
-
- パイン
- 2014/02/05 9:28 AM
- パインさん、ご来訪ありがとうございます。
このイケメン神官はこの先恋愛面でちょっくらすったもんだがあるようですが……生暖かく見守ってくださいねw
こちらこそよろしくおねがいします。 -
- ヨハネス
- 2014/02/06 5:26 PM
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