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マリアの物語 その54 2つの恋の終わり
- 2014.06.16 Monday
- 3代目マリア
- 03:45
- comments(0)
- -
- -
- by ヨハネス
さて、ゴンサロの愛してるをいただいて元気が出たので出かけようとすると、小さなお客様が。
親衛隊フレッドさんのところのシェリーちゃんですね。
マールちゃんのお友達でしょうか。
アストル君にもごあいさつしてくれるようなので見守っていると、トコトコこっちへやってきて……
くそかわ……!!!
うん、いい子です。天使です。
ぶらぶら散歩していると、今日試合のベアトリスさんが新しい技を覚えられそうだったので
闘技場に拉致して叩き込んでやります。
はい、見事に覚えられましたね!
「ありがとう! これで今日の試合も勝てる気がするわ!」
「そうね。気を引き締めて頑張って」
「ええ!」
さて、闘技場から出ると、メレーヌさんとアントニンが一緒に歩いているところに遭遇しました。どうやら一緒に教会に入っていくようです……って、ええ?
「予約したわよ。これからもよろしくねっ」
「こちらこそ、よろしくデス」
あれええええええええ^^^^^^^^^^^^
どうしてこうなったのかなあああ^^^^^^^^
メレーヌさんだいぶ前にアベラルドと花畑にまで行ってましたよね?
やりやがりました。
ということはアベラルドは……
というわけでアベラルドに代わってシメておきましょうか。
おっと、不穏な空気を察知したのか逃げられてしまいました。
それではこっちからシメましょう。
なんの疑いもなくのこのこついてきましたよ!
「これはアベラルドのぶん!! これも!! これもアベラルドのぶん!!」
「ヒエー!!」
「アベラルドは、ずっとメレーヌさんとお付き合いしてたのよ!?」
「知ってマス!」
「ならどうして、奪うような真似するのよ! これもアベラルドのぶん!!!」
「なんデスか! 他に恋人がいたって、それが神官サマだって、好きなものは好きなんデス!!」
「いたっ」
最後若干食らいましたが、いい感じにシメられました。
「なんでマリアさんが怒るデスか?」
「そりゃあ従兄弟だし」
「そういうもんデスか?」
「そうよ。あと誕生日おめでとう!!」
「あ、サンキューデス」
そこにちょうどアベラルドが帰ってきました。
「なんか……なんかありがとう」
「見てたの?」
「まあねー。マリアさん俺が言いたかったことみんな言ってくれたし! すんげースッキリした」
「大丈夫……?」
「べ、べっつにー? また新しい恋すればいいだけだし!? さっさとケリつけて切り替えればいーじゃん!?」
強がってはいますが、アベラルド、かなりショックみたいです。いい恋が見つかればよいのですが。
そういえば、シズニ神官が変わっておりました。
ってお前はアベラルドにアスターを押し付けたイケメンじゃあないか!!
しかも恋人と別れとる! どういうこったい/(^o^)\
「還って来る来るって、口先だけだったんだ。もう見切りをつけたよ。」
元恋人のカルナの乙女がこちら
うう……お互いしか恋人いないのに何で別れたし……
17日の試合。
VS
今日技を教えたベアトリスさんと、ジョーハンナさんの試合です。レベル的には互角に見えますね。面白い試合を期待しましょう。
試合開始食後、ジョーハンナさんがコールドランスを決め先制。
しかし、その後すぐに体制を立て直し、ベアトリスさんが追い付きます。
ポイントが拮抗しているように見えたのもつかの間、ジョーハンナさんが畳み掛けるように技を繰り出し、一気に引き離しました。
ベアトリスさんも覚えたてのサンダーフレアで抵抗しますが、うまく防がれて大きなポイントは奪えません。
その後もジョーハンナさんがリードを守りきり……
ジョーハンナさんの勝利に終わりました。
18日。
「確かに、なんだか偉そうな感じはするからな」
「別に、悪いことしなければ怒られないわよ」
いつだったかの王様は悪いことしたって怒られなかったですよ! うん○まき散らしたりとか!!
危篤の人が出たというのでお見舞いに。
ジーンさん。
若いころ試合で11対11という低レベルの同点をたたき出したことがある人です。
お見舞いを終えてぶーらぶらしていると、叔父のリンが一手申し込んできました。
「よう。お前がどれだけ強くなったか見てやる」
「望むところだわ!」
先に動いたのはマリアでした。小技を的確に叩き込み、先制点を上げます。
ところが、その後すぐにリンの火力のある技で巻き返されてしまいました。
その後は一進一退の攻防が続きます。
その状況を打破しようとマリアが渾身の奥義を放ちました!
これがきれいに決まり、大きく点差をつけます。しかし……
「これは痛いな。しかし大技は隙もデカいことを忘れるな」
奥義でできた隙にリンの奥義が入り、試合は再び平行線に戻ります。
そこからは再び小技で牽制しあい、試合終了間際。
頃合いを見計らってマリア得意のドラゴンフォースを放ちました!
決まりました!
今まで勝てなかったリンから、見事に勝利をもぎ取りました!
「強くなったな。最後の技のタイミング、見事だ。」
「ありがと」
「だがまだ粗いな。まだ俺の後継者にはふさわしくない。もっと精進しろ。」
「そんな……!」
後継者にふさわしくない、と言われてしまいました。いつか必ず、リンに認めてもらおうと固く誓ったのでした。
18日の試合。
VS
親友カピトリーナさんと、今日導かれたジーンさんの娘アラベルさんの試合です。
ここで勝てば少なくとも副候補になることができます。マリアも最前列で親友を応援します。
能力的に見ればカピトリーナさんが優勢でしたが、先制点をあげたのはアラベルさんのほうでした。
しかし、そう簡単にやられるカピトリーナさんではありません。あれよあれよという間に巻き返し……
見事に勝利を収めました!
19日。
朝食後、ゴンサロを誘って公衆浴場へ行きました。
「お前から誘うなんて珍しいな」
「なんとなく。一緒に温まりたいな、って」
「そうか。ありがとう」
ふたりでゆっくりお風呂に入ってぽかぽかになったら、
ブオナロティさんの家に赤ちゃんが産まれるというのでお祝いに。
産まれてきたのは……
ベッツィちゃんというかわいい女の子でした。
金髪たれ目1系の確定した夫婦の子なので、あとはaかcか……ですw
19日の試合。
VS
カピトリーナさんとジョーハンナさんの試合です。
面白い試合を期待しましょう。
おっと、二人はいとこだったんですね。二人ともかつて勇者決定戦決勝まで勝ち進んだ、親衛隊長ドゥイリオさんの血を引く戦士の家系です。
試合開始直後から、二人とも積極的な攻めを見せました。
しかしながらどちらが抜きんでるということもなく、ほとんど点差のないまま試合は折り返し地点へ。
実力伯仲、押しては返すの大接戦です!
ここは何とかして抜きんでる手立てが欲しいところです。
試合終了まで10秒を切ったその時、カピトリーナさんが動きました!
ジョーハンナさんの一瞬のすきを突き、得意の魔法で一気に畳み掛けます!
試合の均衡が崩れ、完全にカピトリーナさんが流れを引き寄せました!
ジョーハンナさんも抵抗を試みますが、カピトリーナさんの猛攻は止まらず。
カピトリーナさんの勝利に終わりました!
親衛隊フレッドさんのところのシェリーちゃんですね。
マールちゃんのお友達でしょうか。
アストル君にもごあいさつしてくれるようなので見守っていると、トコトコこっちへやってきて……
くそかわ……!!!
うん、いい子です。天使です。
ぶらぶら散歩していると、今日試合のベアトリスさんが新しい技を覚えられそうだったので
闘技場に拉致して叩き込んでやります。
はい、見事に覚えられましたね!
「ありがとう! これで今日の試合も勝てる気がするわ!」
「そうね。気を引き締めて頑張って」
「ええ!」
さて、闘技場から出ると、メレーヌさんとアントニンが一緒に歩いているところに遭遇しました。どうやら一緒に教会に入っていくようです……って、ええ?
「予約したわよ。これからもよろしくねっ」
「こちらこそ、よろしくデス」
あれええええええええ^^^^^^^^^^^^
どうしてこうなったのかなあああ^^^^^^^^
メレーヌさんだいぶ前にアベラルドと花畑にまで行ってましたよね?
やりやがりました。
ということはアベラルドは……
というわけでアベラルドに代わってシメておきましょうか。
おっと、不穏な空気を察知したのか逃げられてしまいました。
それではこっちからシメましょう。
なんの疑いもなくのこのこついてきましたよ!
「これはアベラルドのぶん!! これも!! これもアベラルドのぶん!!」
「ヒエー!!」
「アベラルドは、ずっとメレーヌさんとお付き合いしてたのよ!?」
「知ってマス!」
「ならどうして、奪うような真似するのよ! これもアベラルドのぶん!!!」
「なんデスか! 他に恋人がいたって、それが神官サマだって、好きなものは好きなんデス!!」
「いたっ」
最後若干食らいましたが、いい感じにシメられました。
「なんでマリアさんが怒るデスか?」
「そりゃあ従兄弟だし」
「そういうもんデスか?」
「そうよ。あと誕生日おめでとう!!」
「あ、サンキューデス」
そこにちょうどアベラルドが帰ってきました。
「なんか……なんかありがとう」
「見てたの?」
「まあねー。マリアさん俺が言いたかったことみんな言ってくれたし! すんげースッキリした」
「大丈夫……?」
「べ、べっつにー? また新しい恋すればいいだけだし!? さっさとケリつけて切り替えればいーじゃん!?」
強がってはいますが、アベラルド、かなりショックみたいです。いい恋が見つかればよいのですが。
そういえば、シズニ神官が変わっておりました。
ってお前はアベラルドにアスターを押し付けたイケメンじゃあないか!!
しかも恋人と別れとる! どういうこったい/(^o^)\
「還って来る来るって、口先だけだったんだ。もう見切りをつけたよ。」
元恋人のカルナの乙女がこちら
うう……お互いしか恋人いないのに何で別れたし……
17日の試合。
VS
今日技を教えたベアトリスさんと、ジョーハンナさんの試合です。レベル的には互角に見えますね。面白い試合を期待しましょう。
試合開始食後、ジョーハンナさんがコールドランスを決め先制。
しかし、その後すぐに体制を立て直し、ベアトリスさんが追い付きます。
ポイントが拮抗しているように見えたのもつかの間、ジョーハンナさんが畳み掛けるように技を繰り出し、一気に引き離しました。
ベアトリスさんも覚えたてのサンダーフレアで抵抗しますが、うまく防がれて大きなポイントは奪えません。
その後もジョーハンナさんがリードを守りきり……
ジョーハンナさんの勝利に終わりました。
18日。
「確かに、なんだか偉そうな感じはするからな」
「別に、悪いことしなければ怒られないわよ」
いつだったかの王様は悪いことしたって怒られなかったですよ! うん○まき散らしたりとか!!
危篤の人が出たというのでお見舞いに。
ジーンさん。
若いころ試合で11対11という低レベルの同点をたたき出したことがある人です。
お見舞いを終えてぶーらぶらしていると、叔父のリンが一手申し込んできました。
「よう。お前がどれだけ強くなったか見てやる」
「望むところだわ!」
先に動いたのはマリアでした。小技を的確に叩き込み、先制点を上げます。
ところが、その後すぐにリンの火力のある技で巻き返されてしまいました。
その後は一進一退の攻防が続きます。
その状況を打破しようとマリアが渾身の奥義を放ちました!
これがきれいに決まり、大きく点差をつけます。しかし……
「これは痛いな。しかし大技は隙もデカいことを忘れるな」
奥義でできた隙にリンの奥義が入り、試合は再び平行線に戻ります。
そこからは再び小技で牽制しあい、試合終了間際。
頃合いを見計らってマリア得意のドラゴンフォースを放ちました!
決まりました!
今まで勝てなかったリンから、見事に勝利をもぎ取りました!
「強くなったな。最後の技のタイミング、見事だ。」
「ありがと」
「だがまだ粗いな。まだ俺の後継者にはふさわしくない。もっと精進しろ。」
「そんな……!」
後継者にふさわしくない、と言われてしまいました。いつか必ず、リンに認めてもらおうと固く誓ったのでした。
18日の試合。
VS
親友カピトリーナさんと、今日導かれたジーンさんの娘アラベルさんの試合です。
ここで勝てば少なくとも副候補になることができます。マリアも最前列で親友を応援します。
能力的に見ればカピトリーナさんが優勢でしたが、先制点をあげたのはアラベルさんのほうでした。
しかし、そう簡単にやられるカピトリーナさんではありません。あれよあれよという間に巻き返し……
見事に勝利を収めました!
19日。
朝食後、ゴンサロを誘って公衆浴場へ行きました。
「お前から誘うなんて珍しいな」
「なんとなく。一緒に温まりたいな、って」
「そうか。ありがとう」
ふたりでゆっくりお風呂に入ってぽかぽかになったら、
ブオナロティさんの家に赤ちゃんが産まれるというのでお祝いに。
産まれてきたのは……
ベッツィちゃんというかわいい女の子でした。
金髪たれ目1系の確定した夫婦の子なので、あとはaかcか……ですw
19日の試合。
VS
カピトリーナさんとジョーハンナさんの試合です。
面白い試合を期待しましょう。
おっと、二人はいとこだったんですね。二人ともかつて勇者決定戦決勝まで勝ち進んだ、親衛隊長ドゥイリオさんの血を引く戦士の家系です。
試合開始直後から、二人とも積極的な攻めを見せました。
しかしながらどちらが抜きんでるということもなく、ほとんど点差のないまま試合は折り返し地点へ。
実力伯仲、押しては返すの大接戦です!
ここは何とかして抜きんでる手立てが欲しいところです。
試合終了まで10秒を切ったその時、カピトリーナさんが動きました!
ジョーハンナさんの一瞬のすきを突き、得意の魔法で一気に畳み掛けます!
試合の均衡が崩れ、完全にカピトリーナさんが流れを引き寄せました!
ジョーハンナさんも抵抗を試みますが、カピトリーナさんの猛攻は止まらず。
カピトリーナさんの勝利に終わりました!
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